iPhoneやAppleのサービスには９種類のパスコードやパスワード、セキュリティコードがあります。Apple IDのパスワードもその１つです。
- iPhoneのパスコード
- iPhoneのスクリーンタイムのパスコード
- iPhoneのアクセスガイドのパスコード
- iPhoneの指紋認証、顔認証
- iPhoneの”Wi-Fi”のパスワード
- Apple IDのパスワード
- Apple IDのセキュリティ質問
- 復旧キー
- iCloudセキュリティコード
この記事ではApple IDのパスワードを忘れてしまったときの対処法をご紹介します。なお、iPhoneのパスコードを忘れてしまった人は以下の記事をご覧下さいな。
Apple IDのパスワードはどんなときに使う？
Apple IDのパスワードはAppleのすべてのサービスを利用する際に使います。例えばアプリのダウンロードや「iPhoneを探す」、「iMessage」や「FaceTime」を利用する際などです。
パスワードの設定・変更方法
Apple IDのパスワードは以下の方法で設定・変更できます。
Apple IDのパスワードを忘れたら？
Apple IDのパスワードを思い出せないときはApple IDのパスワードをリセットしましょう。
メールアドレスやセキュリティ質問
Apple IDの「２ファクタ認証」が「オフ」になっている場合は、Apple IDに登録してあるメールアドレスやセキュリティ質問でパスワードをリセットできます。２ファクタ認証が「オン」になっているとメールアドレスやセキュリティ質問でパスワードをリセットすることはできません。
Apple IDの２ファクタ認証は、設定後２週間を経過すると２度とオフにできません。つまり、すでに２ファクタ認証を設定してある場合は、メールアドレスやセキュリティ質問でApple IDのパスワードをリセットすることはできないということになります。
Apple IDのパスワードをメールアドレスやセキュリティ質問でリセットする場合は「Apple IDアカウント管理ページ」から行ないます。
自分のiPhoneやiPad
上記の方法が使えない場合は、同じApple IDでiCloudにサインインしているiPhoneやiPad、iPod touch、MacからApple IDのパスワードをリセットしましょう。
復旧キー
上記の方法が使えない場合で、すでに復旧キーを持っている場合は、この復旧キーでApple IDのパスワードをリセットしましょう。
家族や友達のiPhoneやiPad
上記の方法が使えない場合は、家族や友達のiPhoneやiPad、iPod touchを借りて「Appleサポート」アプリまたは「iPhoneを探す」アプリをダウンロードさせてもらいましょう。これらのアプリを使ってApple IDのパスワードをリセットできます。
Appleサポート窓口
それでも解決しない場合はAppleサポート窓口に問い合わせ、相談しましょう。
Apple IDのパスワードを間違えるとどうなる？
Apple IDのパスワードを入力する際に連続して間違えると、Apple IDはロックされ、使えなくなります。
Apple IDがロックされているかどうかはどこで分かる？
Apple IDがロックされているかどうかは、そのApple IDでAppleの任意のサービスにサインインしようとしたときに表示される、以下のメッセージで判断できます。
- このApple IDはセキュリティ上の理由からロックされています
- このApple IDはセキュリティの問題により使用が停止されています
- セキュリティ上の理由によりご利用のアカウントが無効になっており、サインインできません
Apple IDのロックを解除するには？
Apple IDのロックは以下の方法で解除できます。
パスワードのリセット
２ファクタ認証を使っていればApple IDのパスワードをリセットできます。
復旧キー
すでに復旧キーを持っていればアカウントへのアクセスを復旧できます。
Appleサポート窓口
App StoreやiTunes Storeでアカウントが使用停止になっているというメッセージが表示される場合はAppleサポート窓口に問い合わせ、相談しましょう。
Apple IDのロックを解除できないときは？
上記の方法でApple IDのロックを解除できない場合は「Apple IDの復旧」のページでApple IDのパスワードをリセットするしかありません。
ロック解除に何回も失敗すると？
Apple IDのロック解除に何回も失敗すると、Apple IDはロックされたままの状態になってしまいます。当日中はロックを解除できず、翌日以降まで待つ必要があります。しかも具体的にいつロックが解除されるのかは分からないため、こうなるとかなり厄介です。
iPhoneのパスコードなどと同様、Apple IDのパスワードもしっかり管理しておいた方がいいですよ。
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