腰を痛めた50過ぎのオッサンはなぜ折り畳み自転車に辿り着いたのか?

自転車

長年連れ添った愛車を処分したら、代わりの移動手段が欲しくなってきました。

【完結】25年間乗り続けたルノーキャトルを売るときにやったことをまとめとく

そんな「移動したい気持ち」。今までどうにか電車やバス、徒歩、そしてカーシェアリングでごまかしてきたんですが、もうガマンできません(^^;;

移動手段が欲しんです!

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クルマは高い…

クルマは高い。高すぎます。

オレが気になっているのは「ルノー・カングー」か同じくルノーの「トゥインゴ」か「スズキ・スイフトスポーツ」か「ホンダ・N-VAN」か、そのあたりです。いずれもクルマ本体を買うときに200万円ぐらいかかるのに加え、10年間の維持費が200万円ぐらいかかります。つまり、新車を買って10年間乗ると計400万円ぐらいかかるんですわ。「買う」以外にリースとかもありますが、いずれにしても高い。高すぎますって。

ということで、クルマはなし。

オートバイは怖い…

ではオートバイはどうでしょう?

オレは腰骨に傷を抱えています。まだ治療継続中なんです。オートバイは今のオレには危なすぎます。もしも買うのであれば「ホンダ・スーパーカブ 110」とか「モンキー125」あたりが欲しいんですが、オレは普通自動車運転免許しか持っていません。つまり、これらのオートバイに乗るためには、新たに免許を取らなくちゃならないんですわ。となると時間も費用もかかります。というか、繰り返しになりますが、そもそも今のオレには危険すぎます。いわゆる「立ちゴケ」でもしたら1発です。

「トライク」と呼ばれる三輪オートバイや、ひさしの付いた配達用オートバイみたいなのもさんざん検討したんですが、どれここれも現実的じゃないんですよ。

てことで、オートバイもなし。

電動キックボードはムリ…

電動キックボードや電動スクーターみたいな乗り物は、ざっくり言って、日本の公道は走れません…。

検討するまでもなく、電動キックボードもなし。

それにしても、個人が気軽に、もちろん合法的に移動できる手段て、なかなかないもんなんですねぇ…。

電動自転車は重い…

となると、残された選択肢は、もう自転車ぐらいしかありません。例えば「ヤマハ・PAS CITY-X」のように長距離を走れる電動アシスト自転車を買ったとしましょう。そしたら、久々に行ってみたい「都民の森」や「ムーミンの森」なんかにも、どうにかこうにか行けそうです。うん、いいね。

でも、電動アシスト自転車は重いんです。どんなにコンパクトな車種でも20kgぐらいはあります。実際に専門店にお邪魔して、車体を持ち上げたり、現状をうかがったりしてきました。ところが、店員さんによれば、電動アシスト自転車の世界、特に「折り畳んで持ち運べる」電動アシスト自転車の世界は、まだまだ黎明期なんだそうです。正解がない。いま飛び付くと高くつきそう。

ということで「電動アシスト付き」自転車もなしです。

折り畳み自転車があるじゃん!

そもそも乗り物で何がしたいのか? 単に移動できればそれでいいのか?

恥ずかしながら、ここまで悩んでようやく気付いたことがあります。オレは路地裏を散策するのが好きなんですね。生活感溢れる路地裏や少し寂れた裏通りなんかを眺めていると、なぜかホッとするんです。「もしもここで暮らしていたら、どんな毎日、どんな人生を送っていたんだろう?」と妄想するだけで、ひととき幸せな気分に浸れるんです。それが楽しい。

それなら徒歩でもいいんですが、自転車ならちょっと離れた隣町へも気軽に移動できます。小さく折り畳んで持ち運べる自転車なら最高です。

そんなこんなで、腰を痛めた50歳過ぎのオレは、ようやく折り畳み自転車にたどり着きました。

その後「BROMPTON」という英国製の折り畳み自転車を買いました。新車です。興奮の様子は自転車カテゴリーでお楽しみ下さい。

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