「mineoで留守番電話を使いたい!」と思い立ち、アレコレ比較検討した結果、今回はタイトルのような作戦で行くことにした。
つまり、
mineoにかかってきた電話に出られない場合は、FUSION IP-Phone SMART(以下、FUSION)で伝言を録音し、Gmailで音声ファイルを受け取る
という作戦。パッと見、複雑そうだけど、やってみると簡単なので、お試しあれ〜。
FUSIONの留守番電話を設定する
「各種設定」から「留守番電話設定」画面を開く
まだFUSIONのアカウントを持ってない場合は、事前に同アカウントを取得してね。
で、FUSIONの「MYページ」にログインしたら「各種設定」タブ→「着信転送/留守番電話設定画面へ」をクリックしよう。
「呼出時間」と「着信メール通知」のオプションを変更する
今回やりたいのは、
- 転送後はスグに留守番電話になる。
- 留守番電話に録音された音声ファイルをメールで受け取る。
- 音声ファイルは念のためFUSIONのサーバー上に残す。
のような挙動なので、
- 呼出時間「即時」を選択する
- 「着信メール通知+録音データファイルの添付」にチェックする
でオーケー。最後に忘れずに「確定」をクリックしよう。
なお、FUSIONのサーバーに保存される音声ファイル数は最大10件で、7日後に自動削除される。音声ファイルが10件溜まると、11件目は録音されない仕様になってる。
ので、留守番電話の数が1週間で10件を超えることがあらかじめ分かってる場合は「メール送信後に録音データ削除」にチェックを付けておいた方がいいかもしれないな。
FUSION側での留守番電話の設定は、これにて完了ッス。
mineoの着信転送サービスを設定する
今回は、mineo側で「着信転送サービス」という、Aプラン向けの転送サービスを利用する。設定はスマホの電話アプリで行なうよ。設定や変更の通話料は無料なのでご心配なく。
転送方法は計4パターンある
- 呼び出し音すら鳴らさずに、かかってきた電話を無条件に転送する「フル転送」
- 通話中にかかってきた電話のみを転送する「話中転送」
- かかってきた電話を手動で個別に転送する「選択転送」
- かかってきた電話に出られない場合にのみ転送する「無応答転送」
この中から今回は「話中転送」と「無応答転送」の2パターンを設定する。ちなみに、複数の転送方法を併用する場合は、上記箇条書きの上から順番に優先されるよ。
FUSIONの電話番号を確認する
FUSIONのアカウントを取得すると、050で始まる電話番号が1つ自動的に割り当てられる。同電話番号は、FUSIONのMYページの「ユーザアカウント情報表示」タブで確認できるよ。
話中転送の設定方法
スマホの「電話」アプリを開く
↓
1423に続けてFUSIONの電話番号をプッシュする。例:1423050xxxxxxxx
↓
発信する
↓
ガイダンスが流れる
↓
電話を切る
無応答転送の設定方法
スマホの「電話」アプリを開く
↓
1422に続けてFUSIONの電話番号をプッシュする。例:1422050xxxxxxxx
↓
発信する
↓
ガイダンスが流れる
↓
電話を切る
無応答転送されるのは主に3つのケース
無応答転送てのは「かかってきた電話に出られない場合に転送する」ってことなんだけど、具体的には以下のような場合に転送される。
- かかってきた電話に「一定時間」出られない
- スマホの電波が届かない圏外にいる
- スマホの電源を切ってある
このうち1のケースの「一定時間」は「初期設定で24秒」にセットされてるんだけど、実は5秒~55秒の範囲で1秒ごとに変更できる。
けど、mineoの着信転送サービスのページにはハッキリと、
着信転送サービスの応答時間は変更できません。
って書いてある。これって誤植じゃね?^^;
無応答転送までの時間の変更方法
スマホの「電話」アプリを開く
↓
1418に続けて「05〜55」秒の範囲でプッシュする。例:15秒にしたい場合は141815
↓
発信する
↓
ガイダンスが流れる
↓
電話を切る
無応答転送までの時間を変更したい場合は、再度同じ方法で設定すればオーケー。
これで着信転送サービスを含め、すべての設定が完了した。面倒臭そうだけど、最初に1回だけ設定すれば、あとは留守番電話が来るのを待つだけなので、どうってことないね!
Gmailで留守番電話の伝言を聴く
以降は、留守番電話が録音されるたびにIP-Phone SMART留守番電話サービスからメールが届く。例えばiPhoneでの見た目はこんな感じだけど、Gmailを使ってるのでパソコンでも伝言を聴けるよ。
留守番電話サービスからのメールをタップする
いつも使ってるメールアプリで留守番電話もチェックできて、何気に便利じゃね?
添付ファイルをタップする
メールの一番下にある「.wav」という拡張子のファイルが、留守番電話に録音された音声ファイル。これをタップしよう。
真ん中の再生マークをタップして伝言を再生する
はい、これで留守番電話に録音された伝言を無事に聴けました。一件落着!
音声ファイルはメールに添付されてるので、圏外でも何度でも無料で聴けるよ(^^)v
画面をタップすると再生や停止、共有ボタンを呼び出せる
音声ファイルを誰かに送ったり、クラウドに保存したい場合は、再生画面を軽くタップし、続けて左下の共有ボタンをタップする。
大切な音声ファイルはクラウドに保存しとこう
先ほども書いたように、録音された音声ファイルは7日後に自動削除されちゃう。あとで必要になりそうな音声ファイルは、Dropboxなどのクラウドストレージに保存しとこう。
留守番電話はこれでじゅうぶん!?
今回は、音声ファイルの送信先をGmailにしたけど、音声ファイルの送信先は任意のメールアドレスでかまわない。
送信先のメールアドレスを変更したくなったら、FUSIONのMYページの「ユーザアカウント情報表示」タブ→「アカウント(メールアドレス)変更」でやってみよう。
この作戦は、とにかく必要最小限の費用しかかからない。mineoで留守番電話を使いたいと思ったら、まずはしばらくこの作戦を試してみたら? で、どうしても使いにくいようだったら、そのときはあらためて別の作戦に切り替えればいいんじゃないかな?
コメント
viberの記事はかなり前だったので、こちらに書きました。
viberという通話アプリなんですが、以前は固定電話に10分無料で電話できました。ですが熊本地震で携帯電話宛ても無料にしてその後携帯電話宛て無料は辞めにしたあと、固定電話に8分43秒で強制切断されるようになりました。主さんのviberもそうでしょうか?
nakaさん
コメントありがとう!
#Viberの記事、メンテしてなくてすみませんm(_ _)m
そのViberですが、先ほど固定電話と通話してみたところ、10分ちょうどで強制切断されました。
念のため2回ほど実験してみたのですが、2回とも10分ちょうどで切断されたので、現在も10分まで無料で通話できるというのは間違いなさそうです。
もしも可能でしたら、お時間をおいて再度実験してみていただけますか?
よろしくです!
遅くなってすみません。
viber、10分無料で通話できました!前とは違う番号にかけました。
前のは177ではない市外局番ありの自動音声の天気予報へ試しで2.3回かけて、いずれも8分43秒で強制切断でした。たまたまうせつて設定を天気予報の番号側でしていたのだと思います。
検証していただきありがとうございました!