Androidスマホ(以下、Android)の「モバイルSuica」アプリ(以下、モバイルSuica)でモバイルSuica特急券(=新幹線の電子チケット)を2枚(=行きと帰りの分)購入した。
購入したモバイルSuica特急券で新幹線に乗車するには、事前にAndroidのモバイルSuicaにモバイルSuica特急券をダウンロードしておく必要があるんだけど、実はこのモバイルSuica特急券って1枚しかダウンロードしておけないんだよね。JR東日本のサイトにこうある。
受取操作により、携帯情報端末に記録できるモバイルSuica特急券は1枚分のみです。
つまり、同時に2枚のモバイルSuica特急券をダウンロードしておくことはできないので、帰りのモバイルSuica特急券を利用する場合は、行きのモバイルSuica特急券を使い終わった後に目的地などで別途ダウンロードする必要があるんだよね。つまり通信手段が必要になる。
Androidでパケット通信料をかけずにモバイルSuica特急券をダウンロードしたいんだけど、目的地で通信手段を確保できそうにない場合は、iPhoneなどのテザリングを使って帰りのモバイルSuica特急券をダウンロードしてみよう。Androidでパケット通信料をかけずに済む。
モバイルSuica搭載のAndroidとテザリング可能なiPhoneを準備する
モバイルSuica特急券を購入したAndroidと、テザリング利用可能なiPhoneを用意し、2台とも本体の電源を入れる。今回利用したAndroid「HTL21」にはauで契約中のSIMカードを、またiPhone 5cにはIIJmio「みおふぉん」で契約中のSIMカードをそれぞれ入れてある。
パケ漏れ防止にAndroidのモバイルデータ通信を切る
Androidの「設定」を押す
「モバイルデータ」が「OFF」になっていることを確認する
iPhoneのテザリングをオンにする
iPhoneの「Settings」を押す
表示言語がEnglishになってますが、どうかお気になさらずw オレは少しでも英語に慣れたいので、ふだんからEnglishにしてiPhoneライフを送っております。
「Personal Hotspot」を押す
続けて「Personal Hotspot」をオンにする
こんな画面が表示された場合は「Wi-Fi」が付いている方を押す
AndroidをiPhoneにWi-Fiで接続する
Androidの「設定」を押す
「Wi-Fi」を押す
右上の「Off」を押す
テザリング待ち受け状態にしてあるiPhoneの名前を押す
iPhoneのテザリング用パスワードを入力し「接続」を押す
iPhoneに「接続されました」となったらテザリングは成功
ここまでダラダラとスクリーンショットを並べてきたけど、実はこの手順を踏むのは初回のみ。2回目以降は、iPhoneのPersonal Hotspotをオンにし、続けてAndroidのWi-Fiをオンにするだけで自動的にテザリングが完了するので超楽チン。
いよいよモバイルSuica特急券をダウンロードする
AndroidでモバイルSuicaを開く
「モバイルSuica特急券」を押す
パスワードを入力し、ログインする
注意事項を読み「確認」を押す
「受取り」を押す
受取りたいモバイルSuica特急券番号を押す
予約内容を確認し、特急券選択情報を「使う」を押す
「受け取る」を押す
受取りが完了したことを確認する
乗車号数や座席番号などはトップページで確認できる
モバイルSuica特急券は格安SIMとテザリングで受け取れる
今回の動作確認の結果、Androidのパケット通信料をかけずに、iPhoneのテザリングを使ってモバイルSuica特急券をダウンロードできることが分かった。今回の目的地は(内緒だけど)、IIJmioつまりdocomoの電波がしっかり入る場所なので、通信面は問題なさそう。
ちなみに、いったんダウンロードしたモバイルSuica特急券は「預け入れ」(=アップロード)をすることで専用サーバーに戻せる。心配なら予行演習しておくといいかも!
コメント