アプリの紹介リンクをWordPressにキレイに貼る

ブログ運営

WordPressで運営しているブログにアプリの紹介リンクをキレイに貼る方法を比べてみました。

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WP-Appbox

WordPress向けプラグイン「WP-Appbox」での見た目は下記のようになります。設定はデフォルトです。当ブログでは2015年頃から「WP-Appbox」を使っています。

‎みんなの銀行
‎みんなの銀行
開発者: Minna Bank, Ltd.
金額: 無料+
みんなの銀行
みんなの銀行
開発者: みんなの銀行
金額: 発表される予定

見た目、カッコイイですよね? パソコンで見ているときに「QR-code」にマウスを重ねると、アプリのアイコンがQRコードに切り替わるあたり、よく考えられていますし、地味に便利だったりします。「WP-Appbox」はアプリのみならず、WordPress向けプラグインなんかも扱えます。これは便利。

WP-Appbox
WP-Appbox
開発者: Marcel Schmilgeit
金額: 無料

見た目はいいけど手間がかかる

「WP-Appbox」でアプリ紹介リンクを作る際は、アプリごとに1つずつ作る必要があります。つまりiOSアプリとAndroidアプリのリンクを両方作るときは2度手間になります。完成したアプリの紹介リンクはアプリごとに独立しています。1つのバナーにまとめることはできません

「WP-Appbox」への命令は、WordPressのビジュアルエディターで新たなブロックを作り、下記のような感じで「ショートコード」を記述していきます。

実はWordPressのビジュアルエディターには「WP-Appbox」の挿入機能もあるんですが、これだとなぜかエラーになってしまい、どうもうまく挿入できません。仕方がないので命令を毎回手打ちして、しのいでいます。

「WP-Appbox」にはアプリ固有のIDを記述する必要があります。iOSアプリの場合は「Apple Services Marketing Tools」で調べてコピペ。Androidアプリの場合は「Google Play」で調べてコピペ。別々のサイトで調べる必要があり、これまた2度手間です。

そもそも「WP-Appbox」のプラグインをWordPressにインストールする手間もかかります。しかも設定画面は全編英語です。これだけで挫折しそうな人も多いでしょう。

運用面の不安も

稀にですが、例えば「マツモトキヨシ」のiOSアプリのように「WP-Appbox」でうまく表示できないアプリがあります。後述する「アプリーチ」ではちゃんと表示できるんですけどね。海外製プラグインなだけに、日本のアプリが苦手なのかな?

WordPress本体がアップデートされたのに「WP-Appbox」はしばらくアップデートされず、アプリ紹介リンクが正しく表示されなかった事態が過去に何度かありました。こうした運用面でも一抹の不安が残ります。

アプリーチ

Webサイト「アプリーチ」での見た目は下記のようになります。設定はデフォルト。これはスクリーンショットです。

とにかくシンプルでカンタン

「アプリーチ」でアプリ紹介リンクを作るには、専用CSSをWordPressのCSSにあらかじめコピペしておく必要があります。当ブログは「Cocoon」というテーマを使わせていただいているので、CSSは下記の場所にコピペしました。準備はカンタンです。

CSSをコピペする場所

WordPressのダッシュボード→「外観」→「テーマファイルエディタ」→「Cocoon Child: スタイルシート (style.css)」

「アプリーチ」を使えばiOSアプリとAndroidアプリのリンクを両方作りたいときでも、作業は1度で済み楽チンです。アプリ名で検索し、表示結果を、ビジュアルエディターの「カスタム HTML」にコピペすればオーケーです。とにかくカンタンです。

当ブログではやっていませんが、アプリ紹介の収益化もできますし、そもそも「アプリーチ」のサイトは日本語なので使いやすです。

「アプリーチ」の仕組みは基本的にHTMLとCSSというシンプルな組み合わせです。そのためWordPress本体のアップデートに影響されにくい点は運用面でも、かなり安心できます。

欲を言えば、見た目が「WP-Appbox」に近いと嬉しいんですが、さすがに欲張りすぎかな?

安心して運用できる?

ただし「アプリーチ」の「利用規約と注意点」には下記のように書いてあります。

本サービスは外部APIに依存しているため、外部APIの終了に伴ってサービスを終了する可能性があります。また、上記理由により、予告なくブログパーツで利用しているアプリアイコンの表示が出来なくなる可能性がございますので、当サイトで責任は負いかねます。

つまり「アプリーチ」が利用している外部サービスが終了したら、「アプリーチ」を使っているブログの過去記事も影響を受けるということなんです。さすがにそれは困るなぁ…。まぁこの点は「WP-Appbox」も同じなんでしょうけどね。

機能を整理してみる

以上の内容をまとめると下記のようになります。

機能WP-Appboxアプリーチ
表示言語英語日本語
対応アプリストアApp StoreやGoogle Playほか多数App StoreとGoogle Playのみ
提供開始時期2012年頃2018年頃
バナーの数アプリごとまとめて
開発元へのリンクなしあり*
PHG対応
対応アフィリエイト少ない多い
target=”_blank”を外す
QRコード×
*月額500円のプレミアムプランに入ると非表示にできる。

ちなみに、iOSアプリのみの紹介リンクを作るツールは「AppHtmlメーカー for PHG」や、前述の「Apple Services Marketing Tools」などがありますよ。

メインとサブで併用します

ひとまずメインで「WP-Appbox」を使い、「WP-Appbox」で表示できないアプリは「アプリーチ」を使う、のように運用しようと考えています。突然のサービス終了や長期におよぶ不具合へのリスク管理として、2つのサービスを併用するつもりでいた方が安心ですからね。

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