訳あってモバイルSuicaの退会と新規発行を経験したんですが、あまりにクセが強すぎたので、そのあたりをまとめてご紹介します。
Googleアカウントの紐付けやログインが必要になる
恥ずかしながらこのルールを知りませんでした…。AndroidでモバイルSuicaを使う場合は下記の作業が必要になります。
さらに、これらのGoogleアカウントは同一である必要があります。じゃないとエラーになって改札を通れません。
このルールを知らずに冷や汗をかきました(;゜0゜)
最初に紐付けたGoogleアカウントは変更できない
それだけじゃありません。モバイルSuicaに紐付けたGoogleアカウントは一生変更できないんです。
そのため、モバイルSuicaとおサイフケータイのGoogleアカウント不一致を完全に解消するには、現在のモバイルSuicaを退会し、新たに別のモバイルSuicaを発行するしかないんです。
この融通の効かなさ。さすがは天下のJR東日本様!
退会した翌日じゃないと再発行できない
同じメールアドレスでモバイルSuicaを使いたい場合、退会の翌日にならないとモバイルSuicaの再発行はできません。つまり、同じメールアドレスで明日からモバイルSuicaを使いはじめたい場合は、今日じゅうに退会しておく必要があるということです。
このルールを知らずに1日待たされました…
JRE POINTに登録できるモバイルSuicaは1つだけ
JR東日本の「JRE POINT」というポイントを貯めるWebサイトがあります。このJRE POINTサイトに登録できるモバイルSuicaは1つだけです。
ということは、新しく発行したモバイルSuicaをJRE POINTサイトに登録するには、あらかじめ古いモバイルSuicaを削除しておく必要があるということになります。
削除した翌日じゃないとJRE POINTに登録できない
新たに発行したモバイルSuicaは、古いモバイルSuicaをJRE POINTサイトから削除した翌日にならないと、JRE POINTサイトに登録できません。
つまり「明日からモバイルSuicaを使いはじめ、同じく明日からJRE POINTも貯めたい」という場合は、今日中にモバイルSuicaの退会と、JRE POINTからの削除、その両方を済ませておく必要があるということです。
このルールも知らずに、さらに1日待たされました…
払いもどし手数料は「最大」220円になる
今回はモバイルSuicaの定期券を使っておらず、純粋にモバイルSuicaの残高のみでした。その場合の払いもどし手数料と返金される振込金額は下記のようになります。
パターン | モバイルSuicaの残高 | 払いもどし手数料 | 振込金額 |
---|---|---|---|
A | 0円 | 0円 | 0円 |
B | 1円〜220円 | 1円〜220円 | 0円 |
C | 221円〜 | 220円 | 1円〜 |
今回はモバイルSuicaの残高が21円だったためパターン「B」に該当します。振込金額は0円でしたが、払いもどし手数料は21円で済みました。
せっせと残高を消化した結果、手数料が安く済んでよかったです
ちなみに、Suicaと現金は併用できます。店頭で「Suicaの不足分を現金で支払う」ようにすればSuicaの残高をキレイにゼロにできますよ。
オレはSuicaの残高を消化してゼロにするのが大好きなので、併用はしませんでしたが…。
足かけ3日がかりの大仕事
結局、今回はやり方をミスったため、足かけ3日がかりの大仕事になってしまいました。
今回の作業を最短期間で済ませるには下記のようにすればいいんですね。
というか、天下のJR東日本様よ!モバイルSuicaに紐付いたGoogleアカウントを自由に変更できるようにしておくれ!!
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