はい、タイトルの通りです。WordPressで運用しているこのブログ。外出先でパパッと更新できる最強モバイルマシンが欲しいんです。ということでアレコレ悩んでみました。
キングジム ポメラ DM200
発売以来ずっと気になっているポメラ。ポメラのスタイルとコンセプトにはとても憧れています。でも…、
重い。重さは約580gあります。結構重いです。
高い。実売4万円ぐらいします。地味に高いです。
古い。登場から4年ぐらい経っています。後継機種のDM300(?)がもうすぐ出るかもしれません。
オレはWordPressの投稿画面が好きなんですよ。記事の完成形をプレビューしながら記事を仕上げて行くのが性に合っています。ポメラはブログ記事の下書き用として割り切りましょう? ポメラには憧れますが、ブログの下書き用途だけならオレの理想には合いません。
ということでポメラ DM200を買うのは早々に諦めました。
Apple iPad Air 3 Wi-Fi + Cellular 64GB ゴールド A2153 MV0F2J/A
手持ちのiPad Air 1はとっくに時代遅れです。iPadOSのアップデートはバージョン12でとうとう打ち止めになってしまいました…。買い替えのタイミングとしては今がドンピシャなんです。
iPadシリーズの中で選ぶとすればiPad Air 3でしょう。好みは分かれますが、画面サイズと重さのバランスがブログ更新用にはちょうどいい。iPad Proは価格が高すぎるし、iPad miniは画面が小さ過ぎる。普通のiPadは重いですしね。
iPadならセルラーモデルも選べます。格安SIMカードを挿せば公園のベンチからでもブログを更新できます。萌える。持て余している格安SIMカードを活用できるのもプラス要素です。
おまけに、オレがアレコレ調べた2020年3月時点では、実はiPadのセルラーモデルはWi-Fiモデルとほぼ同じ価格で買えたんですよ。特にauが売っているセルラーモデルは激安でした。当時は2万2000円もの大幅割引がありましたからね。新規一括で契約した直後にSIMロックを解除して、翌月に解約しても、Wi-Fiモデルとほぼ同じ価格で買えたんですよ。垂涎です。
iPadOS 13と外付けキーボードの組み合わせなら、心配していたブログ更新時の使い勝手もクリアできそうだ、ということも分かってきました。やはりiPad Air 3がベストだな!
ということで、ノリノリでauのiPad Air 3を予約までしたんですが、不測の事態が勃発し、泣く泣く予約をキャンセルしました。まぁ縁がなかったと思って諦めます。
ちなみに、SIMフリーやSIMロック解除済みのiPad Air 3は格安SIM「LIBMO」の動作確認端末に入っていません。持て余しているLIBMOのSIMカードは、もしかしたら期待通りの動作をしてくれなかったかもしれませんね。
参考
参考までに2020年3月当時、iPad Air 3 Wi-Fi + Cellular 64GBが実質いくらで買えたか書いておきますね。
ヨドバシカメラ吉祥寺店のauコーナーにて
- iPad Air 3 Wi-Fi + Cellular 64GB本体 7万6320円
- 春トク割 ー1万6500円
- キャンペーン値引き ー5500円
- 契約事務手数料 3300円
- タブレットプラン20 1カ月分 6050円
- LTE NET 1カ月分 330円
- マイページからのSIMロック解除手数料 0円
- 解約手数料 1100円
- ヨドバシ・ゴールドポイントカード・プラス 5%割引
実質6万1845円
Apple iPad Air 3 Wi-Fi 64GB ゴールド A2152 MUUL2J/A
iPadのセルラーモデルは諦め、Wi-Fiモデルにすることも考えました。しかし、どこでもブログを更新したいため、別途モバイルルーターを持ち歩く必要があります。その分、荷物が増えます。軽量なモバイルルーターでも70gぐらいはプラスになる。それってシンプルじゃないし、クールじゃない。モバイルルーターを充電する必要もあるし、充電の管理や電池切れの心配なんかも面倒臭い。モバイルルーター自体の価格も1万円ぐらいするし、いずれ使わなくなったときの処分も煩わしいんです。
先ほども書いたように、iPadはセルラーモデルの方が安かったこともあり、Wi-Fiモデルは選択肢から外れました。
Microsoft Surface Go LTE KAZ-00032
Surface GoにはLTEモデルがあります。LTEモデルなら、ちょうど持て余している格安SIMカードを活用できて一石二鳥です。モバイルルーターと違って、ネットまわりがシンプルかつクールなのも好印象です。
ところが、実際にSurface Goを使っている人の評判がことごとく悪い。とくにLTEが不安定なのが気になります。中でもオレの心に刺さったのは「マイクロソフトの製品は、いまだにスタンドアローンのパソコンありきの発想を引きずっている。ネット接続はいまだに苦手。LTEモデルなど複雑で使い物にならない」という趣旨のコメントです。確かにそうかもしれません。
てなわけで、Surface Goも候補から外れました。
Google Pixelbook Go Intel Core i5 8GB RAM 128GB Storage Not Pink
オレのスマホはGoogleの「Pixel 3a」です。同じGoogleの「Pixelbook Go」なら相性がよさげで、便利に使えそうです。Pixelbook GoはセルラーモデルやLTEモデルがないんですが、Pixel 3aのテザリングで代替すれば何とかなりそうということも分かりました。
当時は円高ドル安傾向で、ギリギリ9万円台で買えそう、という点もプラス要素です。
ところがPixelbook Goは日本のGoogle Storeでは売っていないんです。アメリカから転送業者を経由して個人輸入することも真剣に考えたんですが、やはり初期不良や故障したときの対応が最大の不安要素となって、購入を断念せざるを得ませんでした。
ASUS Chromebook Flip C101PA
ということで結局「Chromebook Flip C101PA」を買いました。iPad Air 3に比べると安っぽさは否めませんが、Chromeがまともに使えて実質3万円チョイというマシンはこれしかありません。
発売から3年が経ち、OSの更新保証期間も残り3年ぐらい。これは本来ならマイナスポイントですが、耐久性的にあと3年も持ち堪えられるとは思えません。3年も使えたら、そのときはまた別のを買えばいいかなと割り切りました。
それと、どなたかが言っていたんですが、マシンの方向性の違いも大きい。iPadは単体アプリありきの発想だけど、C101PAはChromeとWebアプリありきの発想。普段、MacでもChromeでWebアプリしか使っていないオレのような人にとっては、iPadよりもC101PAを選ぶ方が理にかなっていますもんね。
C101PAが最強のブログ更新マシンかどうかはともかく、今のオレにとって現時点での最大公約数はこのC101PAのようです。
軽さランキング
最後に軽さランキングと価格ランキングをまとめておきます。
本体だけの重量
- iPad Air 3 Wi-Fi(456g)
- iPad Air 3 Wi-Fi + Cellular(464g、+8g)
- iPad Pro 2 11インチ Wi-Fi(471g、+15g)
- Surface Go LTE(532g、+76g)
- ポメラ DM200(580g、+124g)
- Chromebook Flip C101PA(900g、+444g)
- Pixelbook Go(1061g、+605g)
C101PAはiPad Air 3の約2倍も重いんですね…。あらためて見ると、ちょっとショック。
キーボード込みの重量
- ポメラ DM200(580g)
- iPad Air 3 Wi-Fi(456g)+Logicool Keys-to-Go(180g)=636g
- iPad Air 3 Wi-Fi + Cellular(464g)+Logicool Keys-to-Go(180g)=644g
- Surface Go LTE(532g)+タイプ カバー(243g)=775g
- Chromebook Flip C101PA(900g)
- Pixelbook Go(1061g)
- iPad Pro 2 11インチ Wi-Fi(471g)+Magic Keyboard(600g)=1071g
キーボードを含めた重さでもiPad Air 3の軽さが際立ちます。
価格ランキング
本体だけの価格
- ポメラ DM200(約4万円)
- Chromebook Flip C101PA(4万3780円)
- iPad Air Wi-Fi(6万280円)
- iPad Air Wi-Fi + Cellular(7万6780円)
- Pixelbook Go(9万1692円)
- iPad Pro 2 11インチ Wi-Fi(9万3280円)
- Surface Go LTE(9万4380円)
やはりC101PAの安さが際立ちます。
キーボード込みの価格
- ポメラ DM200(約4万円)
- Chromebook Flip C101PA(4万3780円)
- iPad Air Wi-Fi(6万280円)+Logicool Keys-to-Go(9680円)=6万9960円
- iPad Air Wi-Fi + Cellular(7万6780円)+Logicool Keys-to-Go(9680円)=8万6460円
- Pixelbook Go(9万1692円)
- Surface Go LTE(9万4380円)
- iPad Pro 2 11インチ Wi-Fi(9万3280円)+Magic Keyboard(3万4980円)=12万8260円
本体だけならSurface Go LTEが一番高いんですが、iPad Pro 2 11インチ Wi-FiにMagic Keyboardを買い足すと、これが一番高くなってしまいます。
だけどいまだに後ろ髪を引かれてる
ざっくり言うと「軽さ優先ならiPad Air 3、安さ優先ならC101PA」といった選択になりそうです。
ところがオレ、すでにC101PAは買ったものの、いまだにiPad Air 3の軽さに後ろ髪を引かれっぱなしなんです…。と悩んでいたら、絶妙なタイミングでiPad Pro 2020モデルとMagic Keyborardが発表されてしまいました…。このMagic Keyborard、iPadを全面カバーできるのに加えて、なんとトラックパッドも付いてるやん!従来の弱点を見事に克服しています。イイ仕事するなぁ、アップルさん。
あ〜あ。iPad Pro 2 11インチとMagic Keyborardがコミコミ5万円ぐらいで買えたら最高なんだけどなぁ。Magic Keyborardの重さは250gぐらいで。ムリだな^^;
という感じで悩みは尽きませんが、案外それが楽しいのかもしれません。
iPad Proは大人のオモチャ?
その後、iPad Pro 2020モデル向けのMagic Keyborardの重さと価格が明らかになりました。
- iPad Pro 2 11インチ用:600g(3万4980円)
- iPad Pro 4 12インチ用:700g(4万1580円)
Magic Keyboardの重さは大方の予想を裏切り、11インチ用が600g、12インチ用が700gにも達します。まさかiPad Pro本体よりも重いとは参りました(^^; これなら素直にパソコンを買った方がまだマシな気がしません?
ノリとネタだけで決めるならコレもアリですが、冷静に考えるとあえてコレを買う勇気はオレにはありません…。
もしもジョブズが生きていたなら、コレ見て何て言うかなぁ? ジョブズがいなくなってから間もなく10年が経とうとしています。「アップルはオワコン」なんて揶揄されないように、クック船長にはいい加減、もっと「刺さる」製品を発売していただきたいものです。アップル製品が好きなオレとしては心からそう願っています。
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