BROMPTONのフロントライトCATEYE VOLT400はどんな感じ？

「CATEYE」というメーカーの「VOLT400」というフロントライトを買いました。

BROMPTONのフロントライトはどれにしよう？

「cateye volt400 レビュー」で検索すると、実に13万9,000件もの記事がヒットします。普通にレビューしてもつまらないですよね？自転車のフロントライトを初めて買った、このブログならではの視点でお届けします。

VOLT400のいいところ

まずはVOLT400のいい点から。

そうなんです。VOLT400は、MacのUSBポートで充電できるんですよ。もちろん電源コンセントでも充電できますけどね。

iMacのUSBポートで充電してみました。本来はフル充電になるまで、USB2.0で６時間もかかるんだそうです。が、買った直後は２時間30分ぐらいでフル充電になりました。

オプションの「急速充電クレードル 5342720」（1,200円＋税）とか「急速充電クレードル2 5342620」（2,500円＋税）を買えば３時間でフル充電できるんですが、高いので諦めました。

充電中はスイッチが赤く点灯し、フル充電になるとそれが消えます。

付属の説明書には「パソコンがスリープ中はVOLT400を充電できません」みたいなことが書いてあるんですが、実際にやってみたらスリープ中のiMacでちゃんと充電できましたよ。何だかトクした気分です。

ちなみに、充電中はライトは点灯しません。充電が終わっても、USBケーブルを取り外さないとライトが点かない仕組みのようです。

VOLT400の点灯モードは全部で５種類あります。点灯中にスイッチを軽く押すと、次のモードに切り替わります。モードの切り替え順と、気温20度で何時間もつかをまとめたのが以下の表です。

Middle：８時間→Low：18時間→Daytime hyper constant：11時間→点滅：60時間→High：３時間

４番目の「点滅」にすると約60時間もつので、普段はこのモードを愛用しています。

「フロントライトの点滅はルール違反だぞ！」と指摘されそうになったら、点灯中にスイッチを２度押しします。すると、現在のモードに関係なく強制的に「High」に切り替わります。で、危険が去ったら、スイッチを１度押して元の明るさに戻せばオーケーです。なお、点滅か点灯かの議論は遠慮します。

VOLT400は、バッテリ残量が少なくなる（＝20％以下になる）とスイッチが点灯して教えてくれるんだそうです。

オレのVOLT400、最初の充電からすでに２カ月近くが経過しているんですが、カラータイマーの点滅はまだ見たことがありません。バッテリ持つわぁ(^^;;

VOLT400を台座から取り外すときは、下部のツメを押し上げたまま前方へスライドさせて引っこ抜きます。反対に、台座にはめるときは軽く押し込むだけでオーケー。つまり片手で着脱できるんです。これなら、ちょっとした買い物のときでも億劫に感じません。

VOLT400には気になる点がいくつかあります。

VOLT400の台座には、照射角度を固定するためのダイヤルがあります。

しばらく走っていると、振動のせいでしょうか？このダイヤルが緩んでくるんですよ。そうするとフロントライトが上を向いてしまい、調整しないと使い物になりません。

対策としては、再び照射角を調整してからダイヤルを締め直せばいいだけの話なんですけどね。気にしないといけないのが負担です。

VOLT400の台座には、固定用のバンドがついています。

このバンド、長めにできているんですよ。「余った部分は自分で切り捨ててね」ということなんですが、オレはまだ切っていません。貧乏性なんです。

でもこのバンドを切らないと、輪行袋に入れたときに擦れるんですわ。さらに輪行袋がバンドの部分だけ出っ張って、目立ちます。さすがに輪行袋が破れるところまでは行きませんが、気になる人はバンドの余った部分を切り落とした方が無難でしょうね。

意外にもVOLT400は防水じゃないんです。にわか雨、困りますわ。

ただし、USBコネクタは厚めのゴム蓋で覆われていて、充電池の取り外し部分にはゴムパッキンが付いています。水分の侵入はどうにか防げそうなのが、せめてもの救いです。

VOLT400は、300回ほど繰り返し充電すると、バッテリ容量2,200mAhの70％までしか充電できなくなるんだそうです。いわゆるバッテリ寿命というヤツですね。

オレの場合、フル充電は２カ月に１度ぐらいのペースです。年に６回しか充電しません。300回÷年６回＝50年…。オレの使い方だと、バッテリ寿命は当分来そうにありません。取り越し苦労でした(^^;;