この記事は今、iMacで書いています。2014年1月に買ったiMacです。今年は2020年ですから、かれこれ6年間も使っていることになります。時が経つのは早いなぁ。
残像が怖い…
長年使っているからでしょうか? ここ数カ月、iMacのディスプレイに残像のようなものが目立つようになってきました。とくに「Chrome」ブラウザの「新しいタブ」を開いたときに縦線が2本目立つのが気になります。
オレはブログ記事をWordPressのエディタでダラダラと書いています。WordPressのエディタは白い部分と黒い部分が割とハッキリ分かれているため、どうやらWordPressのエディタの両脇の線がディスプレイに焼き付いてしまったようです。
ディスプレイの焼き付きを防ぐ極意
ディスプレイの焼き付きを防ぐ極意はズバリ、
ディスプレイに同じ内容を表示し続けない。
究極的にはコレしかありません。でも実際、落ち着いて作業するにはディスプレイに同じ内容を表示し続ける必要がありますよね。ディスプレイの焼き付き防止と作業のしやすさ。両者のバランスをどう取るかが重要です。
ということで今回はiMac全体の設定を、できる範囲で見直してみました。ターゲットは以下の4項目です。
- デスクトップピクチャ
- スクリーンセーバ
- スリープ
- スリープを解除する際のパスワード
デスクトップピクチャの自動切替は1分ごと
まずはiMacを操作しているときの対策として、デスクトップピクチャが自動的に切り替わるように設定します。デスクトップピクチャが切り替わる間隔は、もっとも短い「1分ごと」にしました。
「システム設定」アプリ→デスクトップとスクリーンセーバ→「デスクトップピクチャ」タブ→左側にある「Apple」>「デスクトップピクチャ」を選択→下部の「ピクチャの変更」にチェックし「1分ごと」を選択
ついでに、デスクトップピクチャが切り替わる順番を「ランダム」にしておくとワンパターンにならずに済みますよ。
このように設定しておくと、iMacを操作しているときにデスクトップピクチャが自動的に切り替わります。この設定が直接、WordPressエディタの枠線残像問題を解決するワケじゃありませんが、できる限りの対策として少しは有効でしょう。
スクリーンセーバの発動は1分後
続いて、iMacを操作していないときの対策として、スクリーンセーバの起動時間を見直します。スクリーンセーバが始まるまでの時間は一番短い1分にしました。
「システム設定」アプリ→デスクトップとスクリーンセーバ→「スクリーンセーバ」タブ→「ピクチャの変更」は「1分ごと」を選択
こうしておけば、ぼんやり考え事をしていてもディスプレイの焼き付きを抑えられます。
ちなみにオレの場合、「ランダムなスクリーンセーバ」は使っていません。英単語の意味が英語で表示される「今日の英単語」というスクリーンセーバが好きなので、それに固定しています。ランダムなスクリーンセーバを使うかどうかはお好みでどうぞ。
ディスプレイとiMacのスリープは2分後
前述の項目と同様、Macを操作していないときの対策として、ディスプレイとiMacがスリープするまでの時間を見直します。
「システム設定」アプリ→省電力→スライダを動かして「ディスプレイがオフになるまでの時間」を「2分」にする
こうすれば、スクリーンセーバが始まってからさらに2分が経過すると、ディスプレイが自動的にスリープします。つまりディスプレイが真っ暗になります。
ディスプレイがオフになるまでの時間は最短の1分にしても構わないんですが、あまり短くすると使いにくくなってしまうため、今回は2分にしました。
オレの場合、その下の「ディスプレイが消灯するとコンピュータがスリープするのを防ぐ」にはチェックを付けませんでした。こうすると、ディスプレイがスリープすると同時にiMacもスリープします。省電力にしたいからです。
解除パスワードが必要になるのは15分後
アレコレ設定して、使い勝手が悪くなってしまっては本末転倒です。通常はディスプレイやiMacがスリープすると、作業を再開する際にパスワードが要求されます。パスワードの入力を求められるまでの時間を見直して、使い勝手とのバランスを取りましょう。
使い方にもよりますが、オレの場合はパスワードの入力を求められるまでの時間を「15分」に設定しました。こうしておけば、ディスプレイがスリープしてから15分間はパスワードを入力する必要はありません。スリープしてから15分間は任意のキーを叩いたり、マウスを動かすだけでパッと作業を再開できます。
ウィンドウを微妙に動かして欲しい
以上のような感じで、できる範囲のことはやってみましたが残念ながら、肝心のWordPressエディタの枠線残像問題を根本的に解決するには至っていません。
この残像問題を根本的に解決するには、いま開いているウィンドウの位置を自動的かつ微妙に移動させ続ける、そんなお助け機能を実装するしかないんじゃないでしょうか? しかもユーザが気付かないようなレベルでね。世界のAppleさんならやってくれそうな気がするんですが、やっぱ夢かな〜?
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