持っていれば役に立つかもしれない資格をまとめた

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基本的に誰でも受講できて「認定証」をもらえる資格って結構あるんですね。この記事では東京都の場合をご紹介します。なお受講料はいずれも税込み。資格によっては教材費などが別途かかります。

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低コストでパッと取れる資格

低コストでパパッと取れる資格は、講習の受講から資格の認定までワンセットになっているケースがほとんどです。資格によっては試験もありますが、確認程度の簡単な内容が多い印象です。

ケガ人の応急手当ができる救命技能者

救命技能者の講習、東京都の場合、基本的に下記3種類の講習を受けられます。救命技能者の資格は人気が高いうえ、講習日も少ないため、なかなか取れません。講習日が比較的多い6月〜9月が狙い目ですが「普通救命講習(AEDを扱う人向け)」は講習日が極端に少ないため、狭き門です。

コスパのよさや講習時間の短さもさることながら、この資格の最大の魅力は、いざという時に直接、人の役に立てる点です。

普通救命講習(AEDを扱わない人向け)

  • 国家資格ではない
  • 受講料:1500円
  • 教材費:受講料に込み
  • 講習時間:3時間
  • 認定証の名称:救命技能認定証
  • 認定証の発行:即日
  • 受講資格:なし
  • 有効期間:3年間

普通救命講習(AEDを扱う人向け)

  • 国家資格ではない
  • 受講料:1500円
  • 教材費:受講料に込み
  • 講習時間:4時間
  • 認定証の名称:救命技能認定証(自動体外式除細動器業務従事者)
  • 認定証の発行:即日
  • 受講資格:なし
  • 有効期間:3年間

上級救命講習(赤ちゃんや子供も診たい人向け)

  • 国家資格ではない
  • 受講料:2800円
  • 教材費:受講料に込み
  • 講習時間:8時間
  • 認定証の名称:上級救命技能認定証
  • 認定証の発行:即日
  • 受講資格:なし
  • 有効期間:3年間

令和4年度 救命講習のご案内 – 公益財団法人 東京防災救急協会

飲食店を営業できる食品衛生責任者

実際に飲食店を営業しなくても、この資格を持っていればイザというときに役立ちそうです。

食品衛生責任者養成講習会

  • 国家資格
  • 受講料:1万2000円
  • 教材費:受講料に込み
  • 講習時間:6時間
  • 認定証の名称:受講修了証(=食品衛生責任者手帳)
  • 修了証の発行:即日
  • 食品衛生責任者プレート:800円(店舗営業には必須)
  • 受講資格:17歳以上で高校生ではない人
  • 有効期間:今のところなし(取れば一生モノ)

防火管理者

防火管理者になるためには所定の受講が必要ですが、よく耳にする「火元責任者」になるためには受講や資格は必要なく、誰でも無料でなれます。火元責任者は防火管理者の補助者だからです。防火管理者の類似資格に「防災管理者」というのもあります。

防火管理講習

  • 国家資格
  • 受講料:8000円(甲種新規講習)
  • 教材費:受講料に込み
  • 講習時間:10時間
  • 認定証の名称:受講修了証
  • 修了証の発行:後日郵送
  • 受講資格:中学校卒業程度以上で、日本語を理解できる人
  • 有効期間:今のところなし(取れば一生モノ。ただし施設によっては5年以内に再講習が必要)

時間はかかるが低コストで取れる資格

企業で重宝されそうなITパスポート

  • 国家資格
  • 受験料:5700円
  • 教材費:別途
  • 自習時間:その人による
  • 認定証の名称:合格証明書
  • 合格証明書交付手数料:1通700円
  • 受験資格:なし
  • 有効期間:3年

時間がかかるかどうかは、その人の専門知識の有無によります。試験自体は受験当日だけの120分以内で済みますが、合格するにはそれなりの専門知識が必要です。しかし逆に言えば、それなりの専門知識がある人なら比較的短時間で取れるということです。

高コストだが短期間で取れる資格

日本酒のソムリエになれる

唎酒師(=ききざけし)

  • 国家資格ではない
  • 受講料:5万8800〜7万8400円
  • 教材費:別途
  • 認定料:5万9900円
  • 講習時間:2日〜(受講コースによる)
  • 認定証の名称:認定証書、認定章
  • 受講資格:20歳以上
  • 有効期間:今のところなし(一度取れば一生モノ)

唎酒師を名乗るには、認定団体「NPO法人FBO」の会員になる必要があり、上記費用とは別に下記費用がかかります。

  • 入会金:1万9000円
  • 初年度年会費:1万5900円

唎酒師になるには、受講料、教材費、認定料、入会金、年会費と多額の費用がかかります。この資格で収入を得られる見込みがないと、受講するのはかなり厳しいですね。受講料は年々上昇傾向にあるため、迷っているなら早めに取得した方がいいかもしれません。

ヒマを持て余すぐらいなら資格取得

資格を持っているからといって、仕事にありつけるとは限りません。でも、持っていないよりは持っている方が、相手に「コイツ、やる気はあるんだな」と思ってもらえるような気がします。

就活は思うように進まないけど時間だけはある。そんな人は、比較的すぐに取れる、上記のような資格に挑戦してみてもいいんじゃないでしょうか。

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