独自ドメインで運営してるブログをレンタルサーバAからレンタルサーバBに移す。つまりブログの引っ越しな。
その際、実際にDNSを切り替えなくても、移転先のブログがまともに読み書きできるか、ちゃんと動くかを確認したい。リンク切れのチェックなんかもしたいよね。
それを可能にする方法を以前ちょろっと書いたんだけど、あまりに雑な説明だったので、今回はもう少し詳しく書いとくわ。
「mi」をインストールする
後で使うので「mi」という無料のテキスト編集アプリをインストールしとこう。
ちなみに、Macに付いてる「テキストエディット」は今回は使えない。悪しからず。
MacのFinderから「フォルダへ移動」する
Macのデスクトップをクリックし、Finderに切り替えたら(1)「移動」メニュー(2)→「フォルダへ移動…」を選択する(3)。
「etc」フォルダへ「移動」する
入力欄が表示されるので「/private/etc」と入力し「移動」をクリックする。
「hosts」ファイルを「mi」で開く
etcフォルダが開いたら、その中から「hosts」というファイルを探し出す。
続けて、マウスの右クリック→「このアプリケーションで開く」→先ほどインストールした「mi」でhostsファイル開こう。
IPアドレスと独自ドメインを追加する
追加前
hostsファイルを開くとこんな風に下の方がスカスカなので、1番下の行を改行し…、
追加後
一番下の行に、新ブログのIPアドレスと独自ドメインを、
新ブログのIPアドレス(半角スペース)http://なしの独自ドメイン
のような書式で入力する。最後にhostsファイルを上書き保存すれば一丁上がりな。
たったこれだけで、わざわざDNSを切り替えなくても、移行作業に使ってるそのMacからだけは、新ブログを読み書きできる。
旧ブログを再度表示させたい場合は、先ほどhostsファイルに追加した行を削除し、上書き保存すればオーケー。
ブログのIPアドレスは、レンタルサーバのマイページ的な場所で確認できるよ。
実際に新旧ブログを表示し分けてみる
1つの同じ独自ドメインでこの通り、
古いブログ
と、
新しいブログ
を表示し分けられる。超簡単!
落ち着いて移行作業ができる
普通は、DNSを切り替えてからじゃないと、新ブログがちゃんと動くかどうかを確認できない。そのためどうしてもバタバタしがちだし、万が一新ブログに何かトラブルがあった場合は速攻で対応しなきゃならないので、とりあえず慌てまくる。
hostsファイルをその都度編集するのはちょっと面倒臭いけど、このテクを知ってれば、落ち着いて移行作業ができて超オススメ!
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