虫歯になりやすい。
必死に歯磨きをしても「ちょっと気を抜くと」虫歯ができてる…。ハァ…。
何で虫歯になるんだろう? 素人なりにまとめてみたよ。
虫歯のでき方
- 口の中に虫歯菌がある
- 飲食で口の中に糖分が入ってくる
- 虫歯菌が糖分を食べ、酸性の歯垢(=プラーク)を作る
- 唾液が酸を中和する「再石灰化」よりも、酸が歯を溶かす「脱灰」の方が盛んになる
虫歯ができないようにする方法
てことは、理屈の上では、上記4個の現象のうち、どれか1個でも潰せば虫歯はできないことになるね。1個ずつ検討してみよう。
虫歯菌の根絶は努力しても不可能
世の中には、歯磨きをしなくても虫歯ができない人が3%ぐらいいるんだとか。
逆に言うと97%の人や、すでに虫歯がある人はこれから虫歯になる可能性がある。
しかも、どんなにお金をかけて専門家に頼ったとしても、口の中にいる何十億もの虫歯菌を「永久にゼロにする方法」は見当たらない。
虫歯菌を減らすには、口の中に他の菌を住まわせて虫歯菌を追い出す方法や、キシリトールガムを噛んで唾液を出やすくするなど、いろんな方法があるけど、どれも本当に効果があるのかどうかがイマイチハッキリしてないんだよね。
現代で普通に生活してる以上は、虫歯菌はあって当然。それを前提に、別の対策を考える方がよさそうな気がする。
糖分の摂取量は努力次第で減らせるけど限界がある
甘いものを控えるというのは、努力すればできそう。
だけど、糖分というか糖質は、お菓子だけじゃなく、いろんなものに入ってる。それに、たまには甘いものも食べないと、精神的にストレスが溜まっちゃうしね…。糖分を一切摂らないというのは現実的には難しいかと。
ここは「甘いものを食べ過ぎない」ぐらいのスタンスでいいんじゃないかな?
プラークは努力次第で減らせる
口の中に虫歯菌と糖分がある以上、普通に飲食してればプラークは歯に付着する。
プラークを自力で減らすには、ベタだけど「正しい歯磨き」とデンタルフロス、歯間ブラシを使うぐらいしかない。
プラークは、どんなに頑張っても、自力では80%までしか取り切れない。残りの20%は、3カ月おきとか6カ月おきとかに歯科に行って取ってもらうしかない。
ちなみに、歯医者でプラークを取ってもらう際は、できればプラーク・コントロール・レコード(=Plaque Control Record)をやってもらおう。
PCRの結果数値が20%以下であれば虫歯や歯周病になりにくいとされてる。目標値ができれば、ヤル気も継続しやすいしね。
オレは6カ月おきに歯のチェックに通ってるんだけど、厳し目にチェックして、直近のPCR値は23%だった。
PCRの計算式
PCR=プラークがついた場所の数÷(自分の歯の総本数×4)×100
プラーク・コントロール・レコードは、歯科にとってはコスパが悪いらしくw、黙ってるとなかなかやってくれない。やって欲しいときはお願いして、診察時間を長めに取ってもらおう。30分では難しいので1時間ぐらい確保してもらえるように交渉してみるといいかもしれない。
努力すれば再石灰化しやすくなる?
再石灰化しやすい歯にするというのは、つまり歯を丈夫にするということ。
歯を強くするというと、カルシウムが思い浮かぶけど、牛乳を飲んだり、小魚を頬張るの?
オレは、歯の再石灰化に効果があるとされてるフッ素入りの歯磨きジェルを毎日使ってるけど、まだ10日ぐらいしか経ってないので、効果があるのかないのか、よく分からない。
あとは歯医者で6カ月おきに、歯磨きジェルの10倍の濃いフッ素を塗ってもらうぐらいかな?
正しい歯磨きの沼にハマる
ということで、ありきたりな結論になるけど、正しい歯磨き、デンタルフロスまたは歯間ブラシ、歯科での定期的なチェック。これらを習慣化するのがよさそう。
一番大切なのは、日々の正しい歯磨きかな〜?
でもこの「正しい」ってのがクセモノでして。調べてみると、実は歯磨きの方法には、いまだに正解がないっていうねw
歯磨きは食前だけ、しかも1日1回、朝だけで十分。
とか、
歯磨き粉をつける前に、歯ブラシに水をつけるな!
とか、
食後は30分経ってから磨かないと歯が削れる。いやいや、すぐに磨いた方がいいに決まってるだろ。
とか、売名行為かと勘ぐりたくなるような真逆の説が乱れ飛んでるような状況で、オレの頭の中は軽くパニックですw
21世紀なのに、世界的に正しい歯磨き方法が統一されてないなんてビックリじゃね?
というわけで、自分にとって効果のある正しい歯磨き方法を絶賛模索中です。
オレはこの方法で10年間虫歯ゼロを実現した!
みたいな方法に辿り着けたら、いつか記事にしたいな〜。
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