auのiPhone 6をお使いのOさんは、2017年2月が更新月なんだって。
で、そのOさん。
格安SIMに興味はあるけど、いま乗り換えた方がトクなのか損なのか、よく分からない。
とお悩み中。いい機会なので、乗り換え前後の損得勘定をしてみよう!
乗り換え前後の維持費の計算方法
auのiPhone 6を更新月まで使い続けた場合の維持費
毎月の支払い約6000円×更新月まで残り11カ月=6万6000円
維持費の求め方は超簡単。毎月の支払い金額に、更新月までの残り月数を掛け算すればいい。
通話料を除き、現在Oさんが毎月auに支払ってる金額は約6000円。現在2016年3月から更新月の2017年2月まで残り11カ月ある。単純に6000円に11カ月を掛け算すれば、現在から更新月までの維持費をはじき出せる。
いまmineoに乗り換えた場合の維持費
- auのMNP転出手数料 2160円
- auの2年縛りの違約金 1万260円
- auの今月の利用料金 約6000円
- mineoエントリーパッケージ(ヨドバシ.com) 1000円
- mineo Aプラン デュアルタイプ 500MBの基本料金 1417円×11カ月=1万5587円
- au iPhone 6の本体分割代金の残り 2万5500円
- MNPau購入サポート契約解除料(14カ月目) ゼロ円
- Amazonギフト券プレゼント -1000円
- 基本料金割引キャンペーン -864円×3カ月=-2592円
計5万6915円
パッと見、複雑そうだけど、やってることは超単純。
まずは乗り換えにかかる費用やキャンペーンなどでもらえる割引金額をすべて洗い出し、チラシの裏などに書き出して行く。
で、書き出した費用を1つずつ足して行く。全部合計したら、今度はそこからキャンペーンなどでもらえる割引金額を1つずつ引いて行く。こうすれば実質的な維持費を簡単に導き出せる。
1〜5は、誰がやっても基本的にかかる費用。金額に多少の増減はあるけどね。
残りの6〜9は、契約内容によってかかる場合とかからない場合がある。
すでに本体代金を支払い終えてる場合は、6の端末の残債はもちろんゼロ円になる。
また、7の端末購入サポート的なものを使って端末を買ってる場合は、利用期間に応じた解除料を加算する必要があるよ。
8と9の割引は言わずもがなですな。
乗り換え後の維持費から現在の維持費を引く
乗り換え後の維持費5万6915円-現在の維持費6万6000円=-9085円
乗り換え前後の維持費が明らかになったら、あとは乗り換え後の維持費から現在の維持費を引こう。乗り換えでいくら安くなるかが分かる。たったこれだけ。簡単でしょ?
1カ月あたりいくら安くなるのか知りたい場合は、上記で求めた差し引き金額を、更新月までの残り期間で割り算すればいい。
-9085円/更新月まで11カ月=毎月826円の節約
基本料金は更新月までの期間で揃える
計算する上で少しややこしいのが、繰り返し発生する基本料金や毎月の割引金額の計算方法じゃないかな?
mineo乗り換え後の維持費を計算する場合も、仮にauの更新月まで使うものとし、乗り換え前後の利用期間を揃えてあげると、比較しやすくなるよ。キャンペーンなどの特典で毎月割り引かれる金額についても同じ要領で計算できる。
4万円以上払ってもmineoに乗り換えた方がおトク
結局Oさんの場合は、いまmineoに乗り換えると、auの違約金などムダっぽい(?)費用を約4万4000円も支払う必要がある。
それでも、このまま更新月までauを使い続けるよりも、いまmineoに乗り換えた方が、11カ月間で9085円安くなる。1カ月あたりにならすと、節約金額は毎月826円ほどだね。
この節約金額を見て、ケチなオレは戸惑ったんだけど、当のOさんは大喜び。何よりも、
auと違って、何にいくらかかってるかが明快で、すんごくスッキリした!!
とのことで、大満足だと。
で、Oさんは、めでたく今月じゅうにmineoに乗り換えることになり、現在乗り換え手続きの真っ最中でーす(^^)v その後、mineoへの乗り換えが完了しました〜。
今回やった損得勘定は、auやmineoに限らない。ドコモやIIJmioなんかにも応用できる。
個々の費用を調べるのが面倒臭いかもしれないけど、格安SIMや格安スマホに乗り換えたいと思ったら、上記のような方法で損得勘定をしてみてね!
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