三井住友銀行の普通預金口座の解約(以下、口座を解約と略します)しました。その手続きの中で意外と知らないことが多かったのでご紹介します。
口座を解約するには来店する必要がある
口座を解約できる場所は、三井住友銀行の本支店窓口のみです。どんなに忙しくても、どんなに体調が悪くても絶対に三井住友銀行の本支店に来店する必要があります。電話やインターネット、郵送など来店以外の方法では絶対に解約できませんよ。
解約時に持参したもの
オレが実際に口座を解約したときは以下の5点を持参しました。
- 普通預金や定期預金などの通帳
- 口座開設時に使った印鑑
- キャッシュカード
- ダイレクトバンキングカード
- 運転免許証などの本人確認書類
必要かどうかの判断に迷ったものは念のため持参した方がいいですよ。2度足にならずに済みます。
口座を解約できるのは原則本人、家族は超特例
最初に結論を書きます。口座を解約できる人は原則として口座名義人本人のみです。ただし超特例として家族でも口座を解約できます。
もう少し詳しく説明しますね。口座名義人本人が病気療養などの理由でどうしても来店できない場合は、本人または家族が、口座を開設した支店に連絡して相談してみましょう。相談する先は適当な支店じゃダメ。あくまでも口座を開設したときの支店に連絡するのがポイントです。
口座名義人本人が来店できない理由や事情を丁寧に説明し、本人との続柄などを明らかにした上で、支店の担当者が認めてくれたら家族でも口座解約の手続きができます。
ただしこうした家族による解約手続きは、あくまでも支店の超個別対応です。支店の担当者が認めてくれるかどうかの明確な基準もこちら側には明らかにされません。くれぐれも誠意を持って丁寧に事情を説明しましょう。間違っても、高飛車な物言いや逆ギレなどは御法度ですよ。
なお、家族ではないパートナーでも本人に代わって口座を解約できるのかについては、経験がないためよく分かりません。
本支店への連絡方法は電話でもオーケー
紙の通帳が手元にある場合は、通帳の表紙の内側を見て下さい。口座を開設した支店名とその連絡先は通帳の表紙の内側に印刷してあります。
口座を開設した支店に連絡するときの手段は、来店じゃなくてもオーケーなようです。実際、オレが連絡したときは電話口で相談に乗ってもらえました。
どこに来店するかは来店者によって異なる
本人が来店して口座を解約する場合は、三井住友銀行の本支店ならどこでも構いません。この場合は口座を開設した支店じゃなくてもオーケーです。
家族が来店して口座を解約する場合は、口座を開設した支店に限ります。これは極端な例ですが、札幌支店で開設した口座を、家族が鹿児島支店に来店して解約することはできないんです。転勤や転職などで遠方に引越してしまった場合はかなり厳しいですね。
来店したら担当者の指示に従うだけ
口座解約の手続き自体は、とくに難しいことはありません。担当者の指示に従えばオーケーです。オレの場合は、解約用紙をもらい、自分の名前を書き、印鑑を押し、残高欄に斜線を引きました。
口座残高が残っていると振込やら何やらでさらに面倒臭くなります。オレは事前に残高をゼロ円にしておいてから口座を解約しました。
持参したキャッシュカードとダイレクトバンキングカードは、担当者が目の前でハサミを入れ、その場で破棄してくれました。
紙の通帳には「ご解約」のシールが貼られ、返却されました。自分で破棄するのが面倒臭ければ、支店内に設置してあるシュレッダーでその場で処分しても構いません。
本人が元気なうちに解約しましょう
三井住友銀行の普通預金口座の解約は、本人が来店できればスムーズに進みます。が、本人が来店できないと、口座を開設した支店に家族が絶対に来店する必要があり、かなりハードルが高くなってしまいます。
そうかと言ってそのまま放置して休眠口座にしてしまうと、手元に残った通帳やキャッシュカード、ダイレクトバンキングのアカウントを管理する手間だけが残り、これまたスッキリしません。
これから先、その口座を使わないようであれば、本人が元気で歩けるうちに、他人とちゃんと意思疎通できるうちにチャッチャと解約してしまいましょう。もしも口座が必要になったら、そのときまた口座を開設すればいいんですから。
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