この記事では、岡崎信用金庫「おかしんインターネット支店」の普通預金口座を解約する方法をご紹介します。
放置すると毎年1320円かかる!
岡崎信用金庫は2022年4月1日(金)から、いわゆる「休眠口座」についての取扱方法を大幅に変更しました。最大の変更点は、口座開設時期に関係なく、すべての普通預金口座に対して「未利用口座管理手数料」(年額税込み1320円!)を引き落とすようになった点です。
何をもって「未利用口座」とするのか? 手数料を浮かす裏ワザはないのか? といった疑問はさておき。使っていない普通預金口座を放置するメリットはなさそうです。この機会におかしんインターネット支店の普通預金口座を解約しておくことにします。
解約は電話1本、通話料はタダ!
おかしんインターネット支店の普通預金口座を解約する方法は電話のみです。インターネットや店頭でなどでは解約できません。決められた時間内に「おかしんインターネット支店コールセンター」に電話しましょう。
同センターの電話番号はフリーダイヤルなので通話料はかかりません。この記事を書いている時点ではスマホでもつながりました。解約方法は電話限定なので当然と言えば当然ですが、良心的です。
電話がつながったら、オペレーターさんの言う通りにしましょう。10分ぐらいで解約できます。
解約の流れ
キャッシュカードと紙の「しんきんお客さまカード」を手元に用意する。
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「おかしんインターネット支店」に登録してあるスマホの電話番号から電話しました。
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オペレーターさんが電話に出る。
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「しんきんお客さまカード」に書いてある11桁の「契約者ID」を訊かれるので答える。
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本人確認のため、住所、漢字の名前、西暦の生年月日、の3点を訊かれるので答える。場合によっては、登録してあるメールアドレスの「@」マークの前までを訊かれるので答える。
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解約に伴い利息が発生するかを計算するため、いったん電話を切る。
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焼5分後「おかしんEBサービス」(0120-251-039)から電話がかかってくる。
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今回は利息が発生しないことが判明。口座は翌日付で解約となる。
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電話を切る。
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手元のキャッシュカードと「しんきんお客さまカード」は自分で裁断し、破棄する。
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「おかしんインターネット支店」のログイン情報を削除する。
ゾンビ口座は2種類ある
ちなみに岡崎信用金庫は、使われていない2種類の口座に対する取り扱いを下記のように定めています。
呼び方 | 未利用口座 | 未稼働口座 |
---|---|---|
対象口座 | すべての普通預金口座と貯蓄預金口座 | おかしんインターネット支店の口座 |
判断基準 | 最後の出し入れから2年以上 | 口座開設から1年以上 |
管理手数料 | 年額1320円 | 無料 |
取り扱い | 事前通知→3か月待機→手数料引落→ 再判定→再引落→残高不足で自動解約 | 自動解約 |
残高0円で放置すればいい?
過去に定期預金などを作ったことのある人で、普通預金口座の解約手続きが面倒臭いと感じる人。上記表を見ると「残高を0円にし、2年以上ほったらかしておけば、管理手数料をかけずに解約してもらえるじゃん」と思うでしょう。
人にはいろんな事情や状況があるので、それでいい場合もあるかもしれません。オレは「普通預金口座が強制的に解約されたことを知らずに、キャッシュカードやログイン情報を呑気に管理し続けている」状況があまり好きじゃありません。自らの意思があるうちは、自らの意思で積極的に解約します。
アナタはどうしますか?
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