NTTの固定電話をやめたくなりました。一体どんな手続きをすればいいんでしょうか?
3種類の手続きの中から選ぶ
NTTの固定電話をやめる場合、その手続きは以下の3種類の中から選ぶ必要があります。NTTは東日本と西日本に分かれていますが、手続きの内容はどちらでも同じです。
どんなときにどの手続きを選べばよいかは以下のようになります。
一生使わないなら解約
固定電話はこれから先、一生使わない、あるいは使う見込みがまったくないーー。という場合は「解約」を選びましょう。例えば完全にスマホに切り替えてしまったり、契約名義人が亡くなてしまった場合は解約した方がスッキリします。
電話番号をキープしたければ一時中断
当面は固定電話を使う見込みはないけど、将来的にまた同じ電話番号で固定電話を使い始める可能性が高いーー。という場合は「一時中断」を選びましょう。例えば長期入院や海外留学の場合は一時中断がいいでしょう。
迷ったら利用休止
判断に迷ったら、とりあえず利用休止を選びましょう。万が一将来的に固定電話を使い始めることになったとしても利用を再開できますし、休止している間の料金もかかりません。
今回は解約します
手続きによっては各種工事費がかかるため、そのあたりも考慮しながら結論を出すのが妥当でしょう。今回は思い切って解約することにしました。理由は以下の通りです。
固定電話を解約した後、万が一同じ住所で再度固定電話を引くことになったとしても、工事費さえかければ固定電話は再度引けます。昔のように電話加入権を買う必要はありません。
その場合、電話番号は別のものに変わって、毎月の基本料金も今より250円高くはなりますが、固定電話自体が永遠に引けなくなるわけじゃありません。
固定電話を電話で解約する方法
NTTの固定電話は電話口で解約するのが手軽でオススメです。ちなみに直系の親族であれば、契約名義人じゃなくても電話口でスグに解約できます。証明書類などは一切必要ありませんし、契約名義人が遠方に住んでいても構いません。今回はNTT東日本のアナログ電話を解約する方法をご紹介します。
スマホなどからNTT東日本のフリーダイヤル「0120-116-000」に電話します。解約したい固定電話からかける必要はありません。
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プッシュボタンの「3」(=解約手続き)を押します。
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オペレータさんに繋がります。
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オペレータさんに「固定電話を解約したい」と伝えます。
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確認のため、オペレータさんに訊かれたことに答えます。オペレータさんに訊かれることは以下の通りです。
- 解約したい固定電話の電話番号
- 契約名義人の名前
- 固定電話を契約している住所
- 料金の支払い方法
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再度解約したい旨をお願いしたら、後はオペレータさんの言う通りにすればオーケーです。
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解約に関する注意事項を聴きます。
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電話を止める日付は指定できます。最短当日に止められます。日付を指定する場合は4日先ぐらいから指定できます。
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電話線の撤去工事に立ち合う必要はありません。ただし敷地内に立ち入る可能性があることを了承します。
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電話が止まると「この電話は現在使われておりません」というガイダンスが流れます。希望すれば別のガイダンスに変更してもらい、連絡が取れるスマホなどの電話番号を流してもらうこともできます。
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万が一、解約をキャンセルしたい場合は撤去工事の前日までに連絡すればオーケーです。連絡はオペレータさんから教えてもらった専用のフリーダイヤルに電話しましょう。
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解約した月の電話料金は撤去工事日までの日割り計算になります。
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解約に関する書類は一切郵送されません。
固定電話をなくして身を守ろう
今回は電話1本で固定電話を解約できてとても楽チンでした。クレジットカードを作るときなど固定電話が必要な場面はまだありますが、悪党どもの侵入経路を塞ぐという意味ではやっておいた方が無難です。
今の時代、まだ固定電話を引いているというのは、ネットの世界で言えばサーバのポート番号を晒したまま、ポート自体を開けっぱなしにしているのと同等なのかもしれません。
賢明な読者のみなさん、リアルな世界のリスク管理やセキュリティにも十分配慮して下さいね!
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