Rakuten Miniの対応周波数がこっそり改変されていた問題は以前お伝えした通りです。
対応周波数の改変が明るみに出てから2週間以上も経った2020年6月26日。楽天モバイルからようやく正式な説明が公表されました。オレのところにはメールでお知らせが届きましたが、公式サイトにも同様のお知らせが出ていますね。
ということで、メールの内容をいくつかに分け、ネチネチ見て行きましょう。
3つの新情報が出てきた
まずメールの冒頭部分をまとめると、おおむね以下の4つの内容が書いてあります。
- 今回の問題は基本的に実害はないが、バンド1をアテにしていた人は影響を受けるかもしれない。
- Rakuten Miniの製造番号に関係なく、技適はすべて通過している。
- 技適の認証番号が間違っている端末はソフトウェア・アップデートで対応する。
- ソフトウェア・アップデートが待てない人は、正しい認証番号をRakuten Miniに各自でダウンロードして欲しい。
このうち1番目を除く3つの事実は初耳ですな。
問題の端末は2種類ある
問題となる端末は、製造番号が(1)と(3)の端末です。製造番号が(2)の端末はとくに問題ないようです。(1)と(3)の端末とは何でしょうか?
(1)製造番号が351676110356708までの端末
この製造番号を持った端末は認証番号が間違っています。正しい認証番号は「ダウンロードリンク」の右隣にあるURLアドレスを押すとRakuten Miniにダウンロードできます。
(2)製造番号が351676110356716〜351676110680487までの端末
この製造番号を持った端末は正しい認証番号になっているため、とくに何もする必要はありません。
(3)製造番号が351676110682491以上の端末
この製造番号を持った端末は認証番号が間違っています。正しい認証番号は「ダウンロードリンク」の右隣にあるURLアドレスを押すとRakuten Miniにダウンロードできます。
製造番号ごとの問題を整理してみた
製造番号ごとの問題をまとめると以下のようになります。赤い文字で書いてある部分はアウトな内容です。
(1)の製造番号の端末→ギリセーフ
- 認証番号が間違っている
- バンド1に対応している
(2)の製造番号の端末→完全セーフ
- 認証番号は正しい
- バンド1に対応している
(3)の製造番号の端末→完全アウト
- 認証番号が間違っている
- バンド1に対応していない
(1)の製造番号の端末はもともとバンド1に対応しているため、正しい認証番号をダウンロードしさえすれば問題は解決します。
(2)の製造番号の端末はどこにも問題がないため何もする必要はありません。
(3)の製造番号の端末は正しい認証番号をダウンロードしたとしても、バンド1には対応しません。バンド1を使いたければ端末自体を交換してもらう必要があります。
ということで一番問題なのは(3)の製造番号の端末ということになります。
自分のRakuten Miniの製造番号を確認してみた
Rakuten Miniの製造番号は以下の記事のような手順で確認できます。
残念ながらオレの端末は(3)の製造番号の端末に該当していました…_| ̄|○ 認証番号を修正する件はともかく、問題を完全に解決するには端末を交換してもらうしか方法がないんですね…。
端末交換の申し出は9月末までにすべし!
バンド1に対応していない(3)の製造番号の端末は、バンド1に対応しているRakuten Miniに交換してもらえます。もちろん無償でしょう。ただし期限が決まっています。端末の交換を希望する人は2020年9月末までに申し出る必要があります。しかも申し出の窓口は、いまどき電話のみと来たもんです。おいおい!楽天てインターネット企業じゃねーの? せめてメールで申し出ができるようにしてくれよな!ミッキーさんよ!!
愚痴っても仕方がないので、指定された電話番号に何度も電話しているんですが、一向にアドバイザーに繋がらないんですよね…。困ったなぁ。こうなったら楽天モバイルのリアル店舗に出向いて相談するしかないんでしょうか? わざわざ行くの、面倒臭いなぁ。
1年間タダで使わせてもらっていてこういうことを言うのは気が引けますが、いずれにしても次から次へと問題が出てくる会社ですね^^;
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