iPadのバッテリー健康状態を自力で確認する

バッテリーの健康状態は、iPhoneなら「設定」アプリ＞「バッテリー」でカンタンに確認できます。

一方、iPadではそれができません。この記事では、iPadのバッテリーの健康状態を自力で確認する方法をご紹介します。

特別なツールは使わない

特別なツールは使いません。使うのはiPadOS標準の「設定」アプリと「メモ」アプリ。この２本だけです。

特別なアプリやショートカットをインストールしなくても、ここでご紹介する方法さえ知っていれば、誰のどのiPadでも、いつでもどこでもバッテリーの健康状態を確認できるので便利です。

まず設定アプリで下記のことをやりましょう。

iPadの「設定」アプリを開きます。

「プライバシーとセキュリティ」＞「解析と改善」を押します。

「iPad解析を共有」をオン＞「解析データ」を押します。

最新の「Analytics〜」を開きます。今回は「Analytics-2023-10-03-090016.ips.ca.synced」を開いてみます。

一番下までスクロールし、最後のブロックをコピーします。

これで、必要なデータを取り出せました。

次にメモアプリに切り替え、下記のことをやりましょう。

iPadの「メモ」アプリを開きます。

新規メモを作り、任意の場所を長押し＞「ペースト」します。

右上の「・・・」＞「メモを探す」を押します。

バッテリー関係のキーワードを検索し、そのすぐ後ろにある数字を確認します。

バッテリー関係のキーワードは下記の５種類です。

検索キーワード	last_value_MaximumCapacityPercent
今回の答え	96
意味	このiPadはフル充電しても96％にしかならない

検索キーワード	last_value_NominalCargeCapacity
今回の答え	7191
意味	このiPadの公称バッテリー残量は7191mAhである

検索キーワード	last_value_AppleRawMaxCapacity
今回の答え	7112
意味	このiPadの実測バッテリー残量は7112mAhである

自力で確認するのは面白いですね！