6年前に買ったiMacの首が折れて修理に5万円かかると言われた話

Macintosh

朝起きて、いつものようにiMacの電源を入れようとしたら、iMacの画面がありえない角度で下を向いています。人間で言えば、ガク〜ッとうなだれているような感じです…。

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大切なiMacの首が折れた!

調べてみるとこの現象、俗に「iMacの首折れ」と呼ばれているようで、もちろん故障です。このままではiMacの首の角度を調整できません…

故障ですから当然、元の状態に戻すには修理するしかありません。問題はその修理代が有料が無料かという点です。ちなみに今回壊れたiMacは、

iMac (27-inch, Late 2013) 3.4 GHz Quad-Core Intel Core i5

…というヤツです。オレの記憶が正しければ2014年1月に買ったものです。

え? マジ? タダで直してもらえるの!?

今回の故障はiMacを操作している間に起こったのではありません。iMacに触っていない就寝中に壊れました。もちろんiMacの首の角度をムリヤリ変えたなんてこともありません。言わば自然故障です。

で、再度調べてみると、

iMacの首折れ、無料で修理してもらえたぞ!Apple、神!!

…的な絶賛記事が目立ちます。というかほぼ全部そうです。オレの検索力では、iMacの首折れを有料で修理したという記事は発見できませんでした。ということは、

オレのiMacもきっと無料で修理してもらえるハズだ!オマケにキレイになって戻って来るかも!!

後にこれがヌカ喜びだったということも知らずに、愚かなオレは嬉々としてAppleのサポート窓口に連絡し、電話相談の予約を済ませました。

修理代はまさかの5万円∑(゚Д゚)

予約日当日、時間キッカリにAppleの担当者から電話がかかってきました。ひと通り事情を説明すると、Appleの担当者はオレにこう告げました。

たいへん残念ですが、お客様の場合、修理代は有料になります。

え? タダじゃないの????

一瞬耳を疑いましたが、落ち着いて確認すると、今回の修理代が無料にならない理由は以下のようなものでした。

iMacの首折れのような故障の場合、iMacを買ってから5年が過ぎると修理代は有料になってしまうんです。

Appleにはこのような黄金律があるんだそうで、オレにはなす術がありません。気になる修理代ですが、なんと5万円!かかっても2万円ぐらいだろうな〜と予想していたオレにとっては、かなりのカウンターパンチです。だったら頑張ってでも新しいiMac買うっつーの!

Appleの担当者は親切な人で、部内で2度ほど確認・検討してくれたんですが、やはり結果は変わりません。オレの場合、無料での修理は諦めざるを得ませんでした…。

1年半早く故障していれば修理代は無料だった\( ˆoˆ )/

オレがiMacを買ったのは2014年1月です。それから5年後ということは2019年1月です。仮に2019年1月までにiMacの首折れが発生したのであれば、修理代は無料だったんですね…。ところが今は2020年7月です。もはや手遅れ。Appleの担当者もかなり気の毒がっていました。

大切に使ってきたのがかえってアダになったんでしょうか? 早く壊れた人のiMacは無料で修理してもらえたのに、大切に使ってきて遅く壊れた人のiMacは修理代が5万円もかかるなんて…。世の中とはかくも不思議なものですな…。

不謹慎な言い方かもしれませんが、どうせ故障するんだったら1年半早く故障して欲しかったです。そう思うのは間違っているんでしょうかね?

部品はあるのに無料にならないワケ

当然ですが、部品が存在していなければ修理はできません。Appleの場合、部品自体の供給は、本体の販売終了から5年で終了になるそうです。オレのiMacがいつ販売終了になったのか正確には分かりませんが、部品自体はまだ存在している。だから修理はできるんですね。ただしその修理代は有料になります。

つまり今回の結論は、

iMacの販売終了から5年は過ぎていないから部品自体は残っていて、修理はできる。でも、オレのiMacは買ってから5年が過ぎての故障だから修理代は有料になる。

…ということでした。

ビンテージMacなんてあるのね

ちなみに販売終了から5年が経過したMacは、Appleが「ビンテージ」として認定するんだそうです。

ビンテージじゃない通常のMacは修理後90日間の修理保証が付いていて、修理後に再度故障したとしても無料で再修理してもらえます。ところがビンテージに認定されたMacにはこの保証が付きません。つまりビンテージなMacの再修理は不可ということです。

ビンテージ製品とオブソリート製品 – Apple サポート

オレのiMacはまだビンテージの一覧に載っていません。買って5年は経っているけど、ビンテージにはなっていない。首折れしたのが実に微妙な時期だった。そう観念して、今回は修理自体を諦めることにしました。

イケるところまでイキます

首が折れたiMacは今もこうして現役バリバリで稼働しています。この記事も首が折れたiMacで書いています。これからもイケるところまで行くつもりですよ。

チックショー!!

今回はいろんな意味でイイ勉強になりましたとさ_| ̄|○

コメント

  1. M より:

    同じ症状、同じ状況です。首の下に発泡スチロールをかませてギブス状態でつかっています。

    • 赤メガネ 赤メガネ より:

      コメントありがとう!

      同志(?)がいて安心しました(^ ^)

      私のiMacは、読まなくなった古い雑誌を積み重ね、アゴ(?)の下に挟むことで最適な角度をどうにか保っています。

      首が折れてから2年以上が経過しましたが、まだまだイケそうな雰囲気です。

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