SIMフリー版のスマホを売却するとします。
利用者泣かせなのが「おサイフケータイの初期化」です。かなりの熟練者でも手こずると評判の苦行ですw
おサイフケータイのデータは頑固な汚れ?
厄介なことに、おサイフケータイのデータは、本体を初期化しただけでは削除されないんですね。これはSIMフリー版のスマホでもキャリア版のスマホでも同じです。
キャリア版のスマホは、キャリアのショップへ持参すれば、無料でおサイフケータイを初期化してもらえます。えぇ。
ところが、mineo版arrows M03のようなSIMフリー版のスマホは、メーカーの個別対応となるんだそうです。
例えば、富士通の場合、おサイフケータイの初期化にはざっくり8,000円ぐらいの手数料かかるんだそうです。高ぇぇぇぇぇぇぇぇ!
かと言って、SIMフリー版のスマホをキャリアのショップへ持参したとしても、初期化を断られる可能性が高いです。
ならば、自力でおサイフケータイを初期化しましょう!もちろんハッキングとかじゃなく、合法的にですよ。
ついでに言うと、キャリア版のスマホもこのテクが使えます。わざわざキャリアのショップへ出向かなくても済みますよ。
DIY万歳!
各アプリから個別に削除するのがコツ
ポイントは、おサイフケータイアプリからやるのではなく「個別のアプリから初期化すること」です。
おサイフケータイのメモリ利用状況は以下の方法で確認できます。
「おサイフケータイ」アプリ起動→左上の「三」→Support/Terms→Status of used memory
おサイフケータイのメモリ利用状況がすべてゼロになっていればオーケーです。
ところがオレのarrows M03は、ここがゼロになっていません…。
おサイフケータイアプリを開いてみたら、以下の3つがおサイフケータイを利用中ですと表示されました。何らかのデータが残っているようです。
3本ともすべてarrows M03からアンインストール済みです。3本とも再度アプリをインストールしましょう。
ヨドバシ・ゴールドポイントカードはアプリから
ヨドバシカメラのゴールドポイントカードは、以下の方法でおサイフケータイのデータを削除できます。
ゴールドポイントカードアプリを開く→左上の「三」→おサイフケータイの設定→「ゴールドポイントカードをおサイフケータイで利用する」をオフにする→OK→登録解除する→登録解除(=初期化)が完了する
この通りやってみたら、
おサイフケータイのメモリ利用状況は少し減りました。でもまだ残っていますね…。
QUICPayはGoogle Payから
ちょっとややこしいんですが、実はQUICPayは、おサイフケータイアプリで管理したのではなくて「Google Pay」アプリで管理していました。心当たりがあります。
なので、Google Payアプリを再度インストールします。
で、おサイフケータイにこびりついたデータを削除するには以下のようにします。
Google Payアプリを開く→QUICPayに登録してあるカード名を押す→右端にあるQUICPayのボタンをオフにする
すると、おサイフケータイのメモリはすべてゼロになりました!
すべてのデータを消せました
最後におサイフケータイアプリを確認してみると、じぶん銀行のみまだ何か残っているようです。
しかし、おサイフケータイのメモリ利用状況はすでにゼロになっています。
じぶん銀行アプリでおサイフケータイにアクセスした覚えはないですし、今回はこれでよしとしましょう。
その後、arrows M03を買い取ってもらいましたが、特に問題はありませんでした!
コメント