使いたいときに使えないナマモノ的な大人の休日倶楽部パスは得か損か?

おカネ

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新幹線を含むJR東日本全線エリアが1万5000円で4日間、乗り降り自由!しかも指定席の料金もコミ!

って聞いたら誰だって、もちろんオレだって、

安ッ!

って思っちゃうよ、そりゃぁ。

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ウマイ話にはワケがある

何の話かというと、JR東日本が「大人の休日倶楽部」の会員向けに提供してる「大人の休日倶楽部パス」というおトクな切符の話ね。

使い方によっては素晴らしい切符なんだろうけど、オレの場合は、どう考えてもデメリットしか思い浮かばなかった。

「大人の休日倶楽部パス」について、オレが思うダメダメポイントを3つ挙げてみよう。

おときゅうパスはナマモノだ

おときゅう。

大人の休日倶楽部の略ね。

実は「大人の休日倶楽部パス」は、毎年同じ内容で提供されるとは限らないんだよね。

対象エリア、設定期間、料金。すべては毎年JR東日本様がお決めになる。オレのような下等な客にアドバンテージは一切ない。

さらに、どうやらその提供枚数に上限が設定される場合もあるようで「今年はあいにく提供枚数が上限に達したため、いきなりですが提供終了になりました」なんていう悲惨な年も過去にはあったみたいだしね。

大人の休日倶楽部に入ったからと言って「大人の休日倶楽部パスは毎年必ず期待通り、予定通りに使える切符」と思い込むのはやめた方がよさそうだね。

必ず年会費がかかる

そんな供給が不確定な切符であるにもかかわらず「大人の休日倶楽部」の年会費だけは、初年度を除き、毎年キッチリ徴収される。

例えば「大人の休日倶楽部ミドル」の場合は、年会費は2575円も取られる。

こんだけ払っても、肝心の切符が使えるか使えないかはよく分からない。というか、そもそもおトクな切符が提供されるかどうか自体もよく分からないのはどうなの?

ん〜、オレはもうこの時点で遠慮したいわ〜w

使いたいときに使えない

そして極め付けはコレ。

「大人の休日倶楽部パス」はゴールデンウイークや夏休み、年末年始といった、いわゆる繁忙期には使えない。

ゲ!ナニソレ? そういう時期にこそ使いたいんだよ!

って思うでしょ〜?

同パスが使える期間は毎年ほぼ決まってて、ザックリ言うと、

梅雨時期と、年末前の慌ただしい時期と、真冬

といったように、かなり厳しい時期にしか設定されない傾向がある。

んなときに旅行なんかできるか!

って突っ込みたくなるよね? これじゃまるで、

切符が売れない時期の穴埋め商品?

みたいに穿った見方もしたくなるわな。

今まで通りモバイルSuicaで移動しまーすw

オレのように、ゴールデンウイークや夏休み、年末年始といった、いわゆる繁忙期にしか移動できない一般ピーポーは、歳を取っても「大人の休日倶楽部パス」を使うんじゃなくて、普通にモバイルSuicaか何かで移動した方が安心なんじゃねーの? みたいなね。

一方「はい、私めは、何から何までJR東日本様の言う通りに致します。ですから、せめて趣味の旅行の交通費ぐらいは節約させて下さい」みたいな素直なお方は、年会費を支払ってでも「大人の休日倶楽部パス」を使ったほうがおトクな気分に浸れるのかもしれないね〜。

大人の休日倶楽部に入るかどうかはアナタ次第です!

ん? 昔どっかで聞いたセリフだなw

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