Zoomのミュートを離れた場所から解除する

Zoomミーティングのホストが好きなタイミングで、参加者のミュートを解除したり、ミュートする方法があります。下記2つの準備を忘れずに行ないましょう。

【準備その1】Zoom公式サイトで設定

準備その1は、Zoom公式サイトの「設定」画面で「ミュート解除権限をリクエストする」をオンにすることです。

ホストであるアナタは、まずはZoom公式サイトにサインインします。

続いて「設定」→「ミーティング内（詳細）」→「ミュート解除権限をリクエストする」をオンにします。この変更は自動的に保存されます。

こうすることで、個別のミーティングの「オプション」欄に、ホストが自由に参加者のミュートを解除するためのチェックボックスが表示されるようになります。

この設定は有料アカウントはもちろん、無料アカウントでもできました。

準備その2は、個別のミーティングの設定画面で「参加者のミュートを解除する許可をリクエストする」をオンにすることです。

この設定は忘れがちなので、くれぐれも忘れないように！オレもよく忘れて冷や汗をかきます(^^;;

ミーティングの編集画面の一番下にある「オプション」を「表示」します。

「参加者のミュートを解除する許可をリクエスト」にチェックしてから「保存」します。

これでこのミーティングは、ホストによる遠隔強制ミュート解除が可能な状態になりました。

参加者のプライバシーは保てるのでご安心ください。

ミーティングの参加者はホストによる遠隔強制ミュート解除を許可するか、拒否するかを選んでからミーティングルームに入れるからです。

遠隔強制ミュート解除が設定されているミーティングルームに入ろうとすると、参加者の画面には下記のような選択肢が表示されます。

Androidの場合はこんな感じです。

遠隔強制ミュート解除されてもいいなら「許可」を、イヤなら「許可しない」を押すだけです。

iPhoneの場合も同じですが、一度与えた許可を後から取り消せるようになっていました。

許可はZoomアプリ→「Settings」→「Meetings」で削除できます。

ホストはミーティングを開始します。参加者一覧を表示させ、ミュートを解除したい参加者名の右あたりにマウスカーソルをかざします。

すると、マウスカーソルをかざしたあたりに「Unmute」というボタンが現れるので、ホストはこの「Unmute」を押します。すると、この参加者のミュートはあっけなく解除されます。

参加者の画面にはホストが参加者のミュートを解除した的なメッセージは出ますが、参加者は何も操作する必要はありません。

再度マウスカーソルをかざすと、今度は「Mute」ボタンが現れます。これを押せば参加者はミュートされます。

参加者の画面にはホストが参加者をミュートした的なメッセージは出ますが、参加者は何も操作する必要はありません。

ミュート解除、ミュートの操作はミーティング中、何度でも好きなタイミングで行なえます。

このやり方は、オンラインとリアル会場のハイブリッド配信の際に、Zoomオペレーターのブース（PCとビデオカメラがある）とZoom音声用PC（アンプやミキサーの近くにある）が離れている場合に重宝します。

オペレーター席と音声用PCの間を往復しなくて済むので、よりスムーズな配信操作が実現します。